賞状を手にする（右から）岩嶋会長と山極会長、押部署長
長年の防犯活動に尽力した人に贈られる「関東管区警察局長感謝状」の授賞式が８月６日に都筑警察署で行われた。受賞したのは、都筑防犯協会長の岩嶋伸幸さん（81）と都筑交通安全母の会会長の山極千惠子さん（72）。関東管区警察局とは、東京都を除く関東と新潟県、山梨県、静岡県、長野県を管轄区域としたもの。それぞれの県から功労者が選出され、神奈川県からは５人が受賞した。本来なら埼玉県にある関東管区局で授賞式が行われるが、コロナウイルスの影響で中止になった。関東管区警察局長に代わり感謝状を渡した都筑警察署の押部修一署長は、「区の安心や安全のために尽力されている方が評価を受けてとても嬉しい、これからも地域のためによろしくお願いします」と話した。
地域のため30年
地域の防犯リーダーとして青色パトロール隊の立案や防犯キャンペーン等の活動を行う岩嶋さん。区内の刑法犯認知件数は平成14年には４０００件を超えていたが、青パト隊の活動もあり、昨年は７９９件と減少。「30数年コツコツと活動を続けるのは大変だったがどれも楽しいものだった」と笑顔を見せ、「今回の受賞で活動を認められた気持ち。活動を頑張ることで区のアピールになれば」と意気込んだ。
交通安全に貢献
長年にわたり、交通安全啓発活動や交通安全教室の指導を行ってきた山極さん。都筑交通安全母の会の設立だけでなく、横浜市交通安全母の会連合会会長も務めるなど交通安全のため多岐にわたる活動が評価された。山極さんは、活動に協力してくれた夫や会員らに感謝を述べ「交通安全の大切さを一人一人に意識してもらえるよう活動していく」と話した。
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