横浜市では、9月に入っても気温が30℃を越える真夏日を観測するなど残暑が厳しい状況が続いている。そこで都筑消防署担当者に新しい生活様式における熱中症予防行動のポイントなどについて話を聞いた。
都筑区内では家でエアコンを使用せずに自宅で死亡している事例も発生している。また、8月のお盆シーズンのお墓参りの途中に熱中症にかかり搬送されたケースも多いそうだ。「炎天下の移動は注意が必要です。朝やや夕方など涼しい時間に外出を」と同署救急担当課長の橋本剛広消防司令は注意を促す。
9月の秋彼岸前後にお墓参りなどをする際は特に注意が必要のようだ。実際に横浜市内では8月のお盆シーズンに熱中症搬送人数が増加した。
5月1日から9月3日まで、横浜市内で1177人が熱中症で搬送されている。前年同期比でプラス53人。都筑区内では42人、そのうち、重症・重篤が4人、中等症18人、軽症20人となっている。高齢者は15人で全体の35%を占める。コロナ禍で新生活様式が求められる中で室内ではエアコンを利用し適宜部屋の温度を調整することや、屋外で2m以上確保できる場合はマスクをはずす、こまめに水分補給をすることなどが熱中症予防行動のポイントとなる。
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