都筑民家園で9月26日、27日に菊節句に合わせ、菊づくしの調度品やちりめん細工、後の雛などの展示を行った。
菊節句とは五節句のひとつである「重陽の節句」。菊酒を飲んだり、菊の花に綿をかぶせ露と香りを移し、翌日その綿で体をふき不老長寿を保つとされた「菊の着綿」を行い、秋の収穫と長寿を祈るもの。また、虫干しも兼ねて雛人形を飾ることから「後の雛」とも呼ばれ、物を大切にする知恵と長寿への願いが込められている。
民家園では、このように五節句に合わせた展示を行い、暮らしの中で語り続けられる「年中行事」を祝っている。
展示されたちりめん細工はつるし雛の会のメンバーの手づくりの品々。また、日本人形文化研究所の林直輝さんが所有する菊慈童や菊の造花が飾られた。同園の木村格理事は「菊を通じて、季節の変わり目を感じてほしい」と話した。
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