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市営地下鉄グリーンライン コロナ対策で常時換気へ 来年度までに全車両改修

経済

掲載号:2020年10月8日号

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吾妻山公園から撮影したグリーンライン
吾妻山公園から撮影したグリーンライン

 横浜市交通局は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために市営地下鉄グリーンライン(中山-日吉間)の換気装置の改修工事着手へ準備を進めている。先月、横浜市会で1億9800万円の補正予算が可決。来年度の全車両改修に向けて順次工事が進められる。

 通勤や通学など横浜市民、都筑区民らの足となる市営地下鉄グリーンラインの乗車人数は、同局によると一日当たり約15万人の利用がある(平成30年度)。近年では混雑率も上昇しており令和元年度は163%と今後も多くの利用が見込まれる。区内には、川和町、都筑ふれあいの丘、センター南、センター北、北山田、東山田の6つの駅がある。

より安全な車内へ

 コロナ禍で、グリーンライン車両では常時換気が難しいことが問題視されている。グリーンラインの窓は固定されており開閉することができないため、利用者から「常時換気を行ってほしい」「換気は十分にできているのか」などの声が一因となり、市はコロナ対策の一環として改修工事を行うこととした。

 現在グリーンラインでは、各駅停車時や両端駅での折り返し時のドアの開閉、車両上部の換気装置を運転することで車内換気を実施している。しかし、車両に搭載される換気装置は、停電などの非常時に備えた蓄電池を使用しているため一時的な稼働しかできず、上りは高田-日吉間、下りは東山田-センター北間のみでの換気となっている。同局車両課長の山畑勝さんは「通常ならば、車両乗降時の窓の開閉で換気は足りるが、新型コロナの情勢を鑑みて変更していくことになった」と話した。

 今後は、常時換気ができるよう、換気装置のバッテリーが長く持つような改修を行っていく。17編成68両の車両のうち、今年度3月までに4両車両分を1〜2本、来年度までに全ての改修を目指し、感染拡大の防止を図っていく。

 また、ブルーラインでは窓を開けての換気を実施。どちらも車両内の消毒や職員のうがい手洗いの徹底など新型コロナウイルス対策を行っている。

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