地域について児童に説明する男澤社長
産業用や工業用ヒーターの製造・販売を行う株式会社スリーハイ（男澤誠社長）がこのほど２０２０年度「子供と家族・若者応援団表彰」の内閣府特命担当大臣表彰を受賞した。長年地域活動として取り組む「こどもまち探検」が評価を受けた。「いつまでも子どもたちが誇れる”東山田”であり続けるために活動を続けていく」と男澤社長。
同賞は内閣府が、子どもや若者の健やかな成長を支援する活動の顕著な功績を表彰するもの。２０２０年度は全16件が受賞し、企業が受賞したのは２件だった。
評価されたのは同社が２０１３年から続けている町工場をめぐる見学ツアー。東山田の地域が準工業地帯であることから、地域に住む子どもに町工場をより身近に感じてほしいと活動を開始したもの。同社社員による企画、運営でこれまでに年間約２００人の児童らを受け入れてきた。
北山田小が初参加
今月実施されたまち探検には北山田小の児童らが初参加。同社の社員による説明を受けながら町を歩き学びを深めた。
プラスチック部品などを作る株式会社ワイ・エム・ディー（安藤秀雄代表取締役）を訪問し、普段見ることのない機械や作り出される部品を目の前に、児童らは目をきらきらと輝かせた。安藤社長は「ものづくりは人間の本能、ぜひ楽しんでほしい」と呼びかけた。
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