高校生が在籍する女子サッカーチーム、日体大フィールズ横浜U18(石田直子監督)が群馬県で行われた「日本クラブユース女子サッカー大会U─18」にこのほど初出場し、準優勝を果たした。フィールズU18のキャプテンは中川中学校出身で区内在住の水本英里さん。水本さんは守備の要、センターバックとして快進撃を支えた。
同大会は各地区の予選で選ばれた16チームが参加。新型コロナ感染拡大防止のため決勝戦、準決勝戦、3位決定戦は無観客、オンライン配信で行われた。
フィールズはグループステージを2勝1分で1位通過。準決勝ではPK戦で勝利し、決勝戦へ駒を進めた。決勝戦ではJFAアカデミー福島と戦い奮闘するも失点が続き1対7で敗れた。
水本英里キャプテンは「強い相手だったが闘争心をもって戦うことができた。もう少し失点は抑えたかったがいい形で1点取ることができた」と振り返り、石田直子監督(日本サッカー協会B級ライセンス)は「失点が多く悔しさも残るが、積極的にプレーするよう選手に言い続け、最後まで粘り強く戦うことができた」とコメントした。
同チームは2016年に日体大フィールズ横浜の下部組織として創部し、現在高校生23人が在籍。昨年はコロナ禍で約3カ月間練習ができず、不安や焦りも感じたというがオンラインコミュニケーションツールのZoomを使って練習するなどしてモチベーションを保ってきたという。
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