都筑区版 掲載号:2021年2月25日号 エリアトップへ

3・11連載①東日本大震災から10年〝忘れない〟を力に 「ボランティア」から「家族」へ 区内で活動 岡田章吾さん(35)

文化

掲載号:2021年2月25日号

  • LINE
  • hatena
モデル事務所VELBED.の代表。活動の様子は@shogo_velbed
モデル事務所VELBED.の代表。活動の様子は@shogo_velbed

 トンカチで殴られたような衝撃―。テレビが伝える映像に息をのまれ、1カ月後岩手県へ向かった。翌月からは宮城県石巻市で水産工場を営む佐藤さんの手伝いを毎月行った。「僕の力が少しでも復興の役に立てば」と始めた活動は今年で10年を迎える。

 都内を中心に雑誌やCMでモデルとして活動するが、石巻で土に触れる大切さを感じ、3年前から都筑区荏田南で農園を営み始めた。

親戚のような距離で

 震災直後のように時が止まった石巻市の金華山黄金山神社の復興作業を13年から始めた。最も震源に近い島だが、市街地から遠く、作業を行うのは神主と77歳の男性高齢者2人だけ。崩れた鳥居や参道の整備を行うには人手も資金も足りずCF(クラウドファンディング)に取組んだ。「多くの人の協力で目標の220万を達成できた」と振り返る。「ありがとうって年下の僕たちに頭を下げるんです。その姿を見ると力になりたいと強く思いました」。コロナの影響で鳥居の取り付けが遅れているが、昨年までに参道の整備が整い復興まではあと一息だ。

 「始まりはボランティアだったけど、今はもう親戚みたい」と話す。初めは黙々と作業をしていたが、僕らの冗談に笑顔を見せなかった工場の佐藤さんがクスッと笑った瞬間があった。「僕にできることは家族に寄り添って一緒に歩くことかもしれない」と復興のためから佐藤さんのためと目的が変化していった。

 12年の夏、運営を任されていた祭の準備をしていると、町のみんなが集まりサプライズで結婚式を用意してくれた。「まちの仲間になったようで涙が止まらなかった」

 「復興なんて僕が言えることではないけど震災前に比べて良かったと思えることを一つでも増やしていければ」と活動は続いていく。
 

都筑区版のローカルニュース最新6

県銘菓を一挙公開

県銘菓を一挙公開 社会

レアリア内特設ページで

5月19日号

不登校・発達障害の支援

5月28日

不登校・発達障害の支援 教育

ほめ方・叱り方セミナー

5月19日号

教職員の残業、改善へ

横浜市

教職員の残業、改善へ 教育

昨年度の取組実態を発表

5月19日号

「ロシア軍は撤退を」

「ロシア軍は撤退を」 社会

3年ぶりに平和行進

5月19日号

「避難行動計画の作成を」

横浜市

「避難行動計画の作成を」 社会

「マイ・タイムライン」認知度低く

5月19日号

将来像描く意見交換会

山下ふ頭

将来像描く意見交換会 社会

市内4カ所で実施

5月19日号

(有)サンケイ自動車

車検も板金塗装も、愛車の売買もお任せを!!チョイキズ修理、1000円より!!

http://sankei-car.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月30日0:00更新

  • 5月20日0:00更新

  • 4月22日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年5月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook