卒業シーズン、新型コロナウイルスの影響で従来の卒業式や祝賀イベントができないなか、PTAやおやじの会などが協力し各地で子どもたちの卒業を祝うイベントが実施されている--。
おやじの花火
横浜市立折本小学校おやじの会では、14日「卒業の思い出!夜の小学校!おやじと花火大会!」を開催した。コロナ禍で修学旅行などが中止になり卒業を控える6年生に何か思い出に残ることをしてあげたい」と考え、他の自治体や団体で花火大会を行っているのを目にし企画した。当日は多くの児童や教職員が集まり手持ちや噴水、打ち上げ花火、ナイアガラなど次々と打ち上がる花火を楽しんだ。矢野公一会長は「今年の卒業生は我慢の1年だったが、夜の校庭で花火をしたことが特別な思い出になれば」と話した。
地域で卒業祝う
横浜市立都田西小学校PTAは19日の卒業式に合わせ、各家庭から通学路にでて卒業生の最後の登校を見送る「おめでとうの花道」を企画し、保護者らに協力を呼びかけた。
登校時間の8時過ぎから保護者らは、マンションのバルコニーや通学路に立ち、「卒業おめでとう」と書いた手作りのボードやうちわを掲げ卒業生を見送った。「コロナ禍だが地域で6年生の門出を祝いたい」と考えたPTAメンバーの発案で昨年に続き2度目の開催。高内庸嘉会長は「こうしてお祝いすることができてよかった」と笑顔を見せた。
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