横浜市立早渕中学校(福田昌弘校長)特別支援級、7組3年生の5人は4日、アンゴラ共和国にマスクを寄贈した。これは総合学習で、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)とユニクロなどを運営するファーストリテイリングが行う「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加したお礼でもらったマスクを使用したもの。
1月下旬にユニクロから届いた100袋のマスクを7組の生徒12人で分け合った際、「残ったマスクを地域に役立たせたい」と意見が出たことをきっかけに、センター北駅に都筑区の交流都市であるアンゴラ共和国から寄贈された壁画があることから、同国へのマスクの寄贈を企画。それから生徒は、授業を通じ同国について学びを深め、贈呈式のためにポスター制作などを行ってきた。
4日には贈呈式がつづきMYプラザ(林田育美館長)で行われ、アンゴラ大使館のルイ・オルランド・シャビエル駐日大使とアメリア・フェルナンデス参事官が受け取った。シャビエル大使は「我が国へ貴重なマスクをありがとう。必ずマスクを届けると誓う」と話した。贈呈式が終わるとゲームや生徒からの演奏のプレゼントで参加者同士が親睦を深めた。福田校長は「生徒にとって大変貴重な経験になった。今年で卒業する3年生へいい贈り物ができた」と述べた。
最後に大使からアンゴラ共和国の名品が送られると、生徒らはとびきりの笑顔を見せ喜んだ。
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