鴨居の河川敷を拠点に鶴見川の環境保全活動に取り組む「みどり・川と風の会」(南長治郎代表)は豊かな景観の創出を目的に19日、鶴見川の堤防に芝桜の植栽を行った。南代表は「鴨居の人気スポットになれば」と期待している。
ハマロードサポーターとして鴨居駅北口周辺の清掃や美化活動を行うみどり・川と風の会は、令和3年度緑区地域課題チャレンジ提案事業(※)に決まっており、「鴨居・花のプロムナード」事業を行う。同事業は、鶴見川の鴨池橋周辺の堤防に芝桜をはじめとする多種の花を植栽することで、彩り豊かな景観を創出することが目的。同会は周辺を散策する地域住民にとって鶴見川がよりしみのある場所となるとともに、区外から訪れる人への魅力発信につながることも期待。
事業計画では、JR鴨居駅北側を流れる鶴見川にかかる鴨池橋を中心に左右の堤防斜面に芝桜やコスモスのほか、立葵を植栽する予定。同会は、事前に雑草の根切や砂利の撤去のほか、東本郷公園で伐採した竹を土留めとして設置していた。植栽を行った19日にはピンク色の芝桜約1000株を用意。当日は岡田展生緑区長が作業の様子を視察し、同会のメンバーに指導されながら数株植栽していた。岡田区長は「このような活動は、多くの人の目の保養になり、気持ちが温かくなるのではないか」と同会メンバーに話した。
相模原市など他地区の芝桜を見学に行ったという南代表は「こうして作業をしていると『何を植えるんですか』などと声を掛けられ、皆さんの関心も高いことが分かる。ピンクの絨毯で鴨居の人気スポットになればと思っている。桜と芝桜の競演が楽しめるようにしたい」と話した。
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