「生きていくために食べることは大切。『食べることの大事さ』を伝えていきたい」と調理師をはじめ、雑穀アドバイザー、はまふぅどコンシェルジュなどの資格を取得し料理教室やカフェを主宰する後藤広美さん(中川在住・61)。横浜市の食生活等改善推進員(ヘルスメイト)として栄養・運動・休養の調和の取れた健康づくりを地域に普及するためのボランティア活動にも参加する。「咀嚼が減り、食べられなくなると認知症を発症することもあるので楽しく食べるコツや食の読み聞かせなど地域に食の大切さを伝えていきたい」
北海道出身。海の近くに住んでいたので母が魚をさばくのを見て育ち、魚をさばくことはお手のもの。両親から「食べ物を粗末にしてはだめ」と教えられ、塩漬けや煮込み料理、味噌づくりが得意料理だ。15年前から主宰する料理教室はこれまでの知識を生かし旬の野菜を使った家庭料理を教えている。友達4人から始めた教室も紹介が広がり、総受講者は数しれず。「楽しく教えて、楽しく食べる」と料理教室に込めた思いは広がっていく。
3年前からは狩猟にも挑戦。「命をいただいているからには食べ切ることが大切」と様々な料理法を考え調理する。月末には初のジビエセミナーを開催し、ジビエ肉の入手の仕方や調理方法を教える。「ジビエをもっと身近に感じてもらえるように活動していく」と活動は止まらない。
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