リブロ港北東急SC店(渡邊優子店長)では横浜で人気を集める書籍『横浜大戦争』(文藝春秋)を独自の特製のポップにまとめ、その魅力を紹介している。
『横浜大戦争』とは横浜市保土ケ谷区出身の作家蜂須賀(はちすか)敬明さんの著書。横浜市内18区それぞれが「土地神」にキャラクター化され、横浜の「中心」を巡り争いを繰り広げる物語。2018年度の「第4回神奈川本大賞」を受賞している。
ポップでは、本の中に登場する「土地神」を横浜の地図に当てはめて紹介している。制作のきっかけは、渡邊店長が本を読んだときに「ポップを作ってみたら面白いかも」と感じたこと。初版が発行された時にも挑戦したが横浜に住んだことがなく、土地勘がなかっため制作を断念。今年新作が発売されたのをきっかけに再挑戦した。繰り返し本を読み込み「より可視化するには…」と思考を重ね完成させた。「区の特徴が出ていて住んでる人からしたら共感できる作品、ぜひ推しの神様を見つけてみて」と話した。
担当編集の文春文庫部児玉藍さんは「横浜市内の書店さんで熱を持ち込んで売ってもらっている。他県に比べ神奈川県は断トツ1位の売り上げ」と話した。今年5月には続編となる明治編も発行されている。巻末には土地神を紹介する大ボリュームの付録付きだ。児玉さんは「蜂須賀さんも『これを読んで空想のハマ散歩を楽しんで』と話していた。ぜひ読んでみて」と呼びかけた。
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