神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2021年6月24日 エリアトップへ

都筑警察署 実車使って救出訓練 ヨコハマレッカーと合同

社会

公開:2021年6月24日

  • LINE
  • hatena
火花をあげながら障害物を切断し、救出訓練に臨む若手警察官
火花をあげながら障害物を切断し、救出訓練に臨む若手警察官

 都筑警察署(北村満署長)は16日、風水害による要救助者救出救助訓練を折本町のヨコハマレッカー株式会社(野崎美津子社長)の敷地内で実施した。同署の警察官と同社のスタッフら約20人が参加し、強い雨が降りしきる中、本番さながらの訓練となった。

 同署と同社は昨年10月に災害時における障害物排除用装備資機材の提供に関する協定を締結した経緯がある。この協定を受けて今回の合同訓練が実現した。

 災害現場での経験が少ない若手警察官らの技術向上や資機材の使い方に慣れてもらうのが目的の一つ。同社から提供された2台の実車を活用し、水害によって流されて折り重なる2台の車からから被災者を救出する想定で行われた。

 県警本部の危機管理対策課即応対策チームのメンバーが講師。若手警察官らは、エンジンカッターやチェーンソーなどの資機材の使い方やガラスの割り方などのレクチャーを受け、熱心に耳を傾けた。

 実践型の訓練では、折り重なる車を同社のスタッフがクレーンで引き上げると、若手警察官らが早速学んだ技術で障害物を切断し、被災者を救出した。

 交通捜査を担当する警察官は「機動隊で訓練を受けていたので物怖じせずに取り組むことができた。機材の音の大きさが思った以上に大きかった。周りの状況を教えてくれる人が必要なことがわかった」と話した。

 「災害が実際に発生したら、専門部隊の到着をまっている訳にはいかない。初めに対応するのは警察署の責務。署員の災害対処能力を上げていくことは非常に大切なこと」と同署警備課の菅原英哉課長。

 同社の野崎社長は「災害訓練は絶対に必要なこと。要請があればいつでも協力していきた」と話した。

都筑区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

レコードでリラックス

レコードでリラックス

4月23日 新栄地域ケアプラザ

4月18日

スポーツ&観光をPR

横浜市の魅力発信

スポーツ&観光をPR

特別『るるぶ』を発行

4月18日

「絹婚式」きもので撮影

「絹婚式」きもので撮影

横浜でイベント

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

都筑区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook