都筑区を中心に演奏会を行うつづきジャズ協会の会長、城所辰男さん(93・荏田南在住)=写真=が自叙伝を執筆し、このほど自費出版した。
「これまで生きてきた90年間について後世に書き残したい」と考えていた城所さん。2019年にゴルフ中の事故で入院し、車椅子生活になってしまったことから介護施設のショートステイやデイサービスなどを利用する生活に。「『風と共に去りぬ』の著者も闘病中にベッド生活の中で書き上げていた」と思いだし一念発起。下半身にしびれが残るなか、昨年の夏から執筆を始め、1年弱で完成させた。
本の中では、自身の幼少期のエピソードはもちろん、港北ニュータウンとして開発されていく都筑区の歴史についてもまとめられている。また挿絵の描画も自ら行った。「リハビリしながらで執筆作業は大変だったが念願の本を出版できて嬉しい」と笑顔を見せた。
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