都筑消防署(深澤義一署長)は6月22日、横浜国際プールでテロ対策訓練を行った。
「東京2020オリンピック・パラリンピック」の英国水泳チームの事前キャンプ地として受け入れが予定されている横浜国際プール。テロ行為によって災害が発生した場合の被害を最小限にとどめ、都筑消防署をはじめ、国際プールや川崎市消防局宮前消防署野川消防隊など各関係機関の連携を強化することを目的とした。
訓練は、通常営業中の1階フロアの販売所において不審者がガソリンをまいて従業員や客の複数が負傷したことを想定。職員による初期消火や119番通報、場外避難の他、消防隊員による要救助者の救出や一斉放水が行われた。
横浜国際プールの吉田文雄館長は「7月になれば英国のキャンプを受け入れる。消防の皆さんがここに来なくてもいいように、今日の訓練を糧に安全な運営をしていきたい」と話した。
深澤署長は「東京2020オリンピック・パラリンピックで世界中から注目されるだろう。訓練を重ね、有事の際には各関係機関が協力していければ」と参加した隊員や職員へ呼びかけた。
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