寄稿 147 新型コロナ感染症デルタ株が主流に 横浜市会議員 斉藤しんじ
8月に入り、新型コロナの感染が急激に拡大しております。ウイルスは現在デルタ株が主流となっています。デルタ株は、感染力が強く、従来の新型コロナウイルスのおよそ2倍、日本国内の感染拡大の第4波で広がったアルファ株の1・5倍程度となっているとの報告があります。このデルタ株に対して、現在接種を進めているワクチンが効くかどうかが懸念されていますが、米国の研究では、感染予防効果は少し下がるが、重症化などによる入院を防ぐ効果の低下は少ないとのことです。そこで、感染を少しでも防ぎ、命を守るためにもワクチンの接種を今後も進めていくことが重要と考えます。横浜市内でも感染者数は拡大していますが、先行して接種が行われてきた60代以上の方の感染数は、全体の8%程度にとどまっています。
若い世代の接種を早急に
65歳以上の方の希望者は7月中に、ほぼワクチン接種が終わっているとのデータが出ています。今後、若い世代の接種を加速化させていくことが重要です。横浜市の予約センターでは、これまで、64歳以下の方も、年齢を区切って予約を行ってきましたが、今週23日(月)からは対象者の全年齢の方の予約が開始されました。詳細は、市のワクチン接種特設ページで確認をしてください。
早期治療で重症化を防ぐ
感染拡大で自宅療養者が急増している現状を受け、公明党は、医療提供体制の早急な構築を求める緊急要請を加藤官房長官に行いました。例えば、「抗体カクテル療法」は入院だけでなく外来も含めて受けられるよう、体制の拡充を要請しています。
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