24回跳ね返され続けた悔しさの先に、ついにその瞬間が訪れた--。
横浜市初のプロアイスホッケーチーム横浜GRTISは10月30日、敵地で東北フリーブレイズに2-1で勝利。チーム創設2年にして、待望の公式戦初勝利を達成した。
一丸で掴んだ白星
トップリーグ初挑戦の昨季は16試合全敗で、今季も開幕8連敗。僅差や延長戦であと少しまで迫るも白星は遠かった。
迎えた同戦、先制点を決めたのは古巣対戦の鈴木ロイ選手。「(チームメイトが)いいバトルをしてくれたので決めるだけだった」と仲間への感謝を口にした。続く2点目は松渕雄太選手。相手の股を狙った見事なゴールに「いいスピードでパスがもらえた。気持ちはゴールに一直線に持って行った」と振り返る。
その後は体を張った守備で相手の反撃を1点に抑えた。好守でMVPに選ばれた黒岩義博選手は「自分だけの力では勝てなかった。チームメイトやコーチ陣にも感謝している」。キャプテンの熊谷豪士選手も「みんな一生懸命に忍耐強く守ることができたので勝利につながった」とチーム一丸で白星を掴み取った。
試合終了後、目に光るものを見せた浅沼芳征監督。「1プレー、1秒を選手が大切に使っていた。今日の試合が奇跡ではないと証明できるよう、今後もきっちり良い試合をしたい」と前を見据えた。
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