子どもたちへの魚食普及やフードロス削減などを目指し、横浜市中央卸売市場(神奈川区)の魚食普及推進協議会と市教育委員会などが2月、公立全小学校など340校で神奈川県産の未利用魚を使用した給食を実施した。
未利用魚は、サイズが不揃いだったり漁獲量が安定しなかったりして市場に流通せず、主に養殖魚のえさや畑の肥料などとして使用されている。同協議会は市場に出回る魚介類と同じようにおいしく食べられる未利用魚について理解を深めてもらおうと、2018年度から市内70の小学校で給食として提供。出前授業なども行いながら魚食の大切さなどを伝えている。
都筑区の小学校では、2月14日の給食に未利用魚のさばを使ったみぞれあんかけが登場し、児童らがおいしそうにほおばった。今回の給食に合わせ、同協議会では未利用魚を通して水産業の現状などを理解できるようPR動画も制作。給食前の視聴や総合学習、社会科の授業などで役立ててもらうという。
PR動画は横浜魚市場卸協同組合のホームページで公開している。
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