3月半ばに入って横浜市では新型コロナウイルスワクチン接種が急ピッチで進んでいる。3回目接種について、横浜市は長らく、全国の政令市の中で最下位という状況が続いていたが、3月18日時点で大阪市、静岡市をリードし、直近1週間での増加回数の人口比では全国1位を記録した。
首相官邸が公表している全国の自治体別の接種実績によると、3月18日時点での横浜市の3回目接種の人口比は26・6%で全国の政令市20都市の中で18番目。3月上旬まで最下位だったが、ワースト1位の24・5%の大阪市とワースト2位の26・1%の静岡市をわずかにリードした。
最も政令市で接種率が高いのは相模原市の36・3%で、政令市の平均は30・2%だった。
直近の1週間の増加回数(3月18日公表時点での前週公表分との差)をみると、横浜市は23万8755回で、2位の大阪市の12万136回と大きく差をつけて政令市では最多だった。増加回数を人口比でみると、横浜市は6・4%で全国で最も高かった。
横浜市の3回目接種を巡っては、2月25日から接種券なしでも予約を受け付けて接種できる仕組みを導入。接種会場を増設するなどして急ピッチで接種を進めてきた。
小児も前倒しへ
また3月7日から個別医療機関で開始した小児(5歳〜11歳)の接種についても予約開始日を変更した。これまで年齢別に予約開始日を分けていたが、3月19日以降は全ての年代を予約可能とし、実質的には5歳から7歳までの小児が前倒しとなる結果となった。
18歳以上の3回目接種券の発送スケジュールも更なる前倒しを図る。これまで3回目接種券は2回目接種から6カ月が経過する週に発送していたが、6カ月経過の1〜2週間前を目安に発送するとしている。
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