12年に1度の寅年、「武南十二薬師如来霊場」が御開帳され、秘仏の本尊が4月30日まで一般公開される。武蔵国南部(横浜市)にある12カ寺で構成される同霊場。都筑区内では長王寺(都筑区池辺町2827/【電話】045・941・1367)と長昌院(川向町151/【電話】045・474・2441)の2カ寺。
240年にわたる歴史
武南十二薬師如来霊場のはじまりは第1番札所の貴雲寺=港北区=の第9世住職である泰山和尚によって設立されたものとされ、240年前の1782年が最初の御開帳といわれている。
薬師如来は人々から病の苦しみを取り除く「病気平癒の仏」として古くから親しまれ、12の寺院を巡拝すると功徳を得られるとされる。都筑区以外には神奈川区5カ寺、港北区に3カ寺、都筑区に2カ寺、保土ケ谷区に2カ寺がある。
御開帳に合わせ、納経帳(朱印帳)と12の寺院の情報が集約されたマップのセットを用意(1千円)。御朱印は各院300円となる。御朱印の受付時間は午前9時から午後4時30分まで。また各霊場には番号が振られているが、順番に回る必要はない。
担当者は「ご家族や近隣の方、知人などをお誘いの上、ご参拝頂ければ。法事が行われている時間帯はご参拝頂けない可能性もございますので、特に土・日曜日においては午後のご参拝をおすすめいたします」と話していた。
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