「今回で最後だと思うと寂しい気持ち。だからこそ沢山の毛布を送ることが出来たら」
そう話すのは「明るい社会づくり運動都筑区協議会」の元事務局長で相談役を務める吉川啓子さんだ。
立正佼成会や国内のNPOなどで取り組む『アフリカへ毛布を送る運動』が新型コロナウイルスの世界的な蔓延の影響などを受け、今年で終了することが決まった。厳しい自然や社会情勢の中にあるアフリカに日本全国から420万枚以上の毛布を送ってきたこの運動。同都筑区協議会では発足10周年を記念して2016年から本格的に参加するようになった。
都筑区ではコロナ禍前、毛布集荷イベントを行うなどして地域に広く募集をかけ、5年間で集まった数は300枚を超える。毛布にはメッセージや絵を描いた布を縫い付けるのが決まりだ。
会員の高見澤けさ江さんは「受け取ったアフリカの皆さんの様子が映ったビデオレターを見ると毎年頑張ろうという気持ちになっていた。最後ですので是非ご協力いただければ」と力を込める。
31日まで寄付を受付
同協議会では現在、毛布の寄付を受付中。素材はアクリル、ポリエステル、シルク、ウール。使用済み毛布は洗濯必須。破れたものや穴の開いたもの、綿素材のもの、夏掛けは不可。船便送料も1000円から寄付を受け付けている。問合せは吉川さん(【電話】045・942・2328)または高見澤さん(【電話】045・591・1714)。
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