「生まれ育った都筑区とまちの人たちが大好き。だからこそ自分の力で盛り上げていきたいんです」。そう語るのは大丸在住で高校1年生の白井隆乃介さん(15)だ。
普段は学校に通いながら、週末になると区内のイベントやサロン活動の手伝い、時には演者としてダンスや歌声を披露するなど熱心にボランティア活動を行っている。地元では「スーパーボランティア高校生」として一目置かれる存在だ。
白井さんがボランティア活動に目覚めたのは小学5年生の11歳の時。知人に誘われて地域の母親たちが企画したミュージカルに出演した経験が「地域の人と関わることの楽しさや大切さに気付かせてくれた」といい、その後から地域のパトロール、区や商店会のイベント、認知症カフェなどに積極的にボランティアとして参加するようになったという。
白井さんは荏田南小学校、荏田南中学校出身。地元への愛着から、荏田高校へ進学した。「無事受験が終わって『ああやっとボランティアができる』って思いました」と微笑む。活動の様子をSNSで発信すると同級生から反応があることも多いといい、「僕のような若い世代がもっと地域に関われるようになれば」と期待を込める。
「道のゴミ拾いだって立派な活動。どんな小さなことでも自分の力を発揮して、笑顔溢れるまちづくりを未来につなげていきたい」とエネルギッシュな笑顔をみせた。
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