神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2022年8月4日 エリアトップへ

神奈川県 「自主療養」を呼びかけ 医療資源のひっ迫対策

社会

公開:2022年8月4日

  • LINE
  • hatena
自主療養届出システムの画面
自主療養届出システムの画面

 新型コロナウイルスのPCR検査陽性者が急激に増加する中、神奈川県が「自主療養届出制度」の利用を呼びかけている。外来がひっ迫する中で限られた医療資源をリスクの高い人へ重点的に提供するのが目的。神奈川県が今年1月から全国に先駆けて取り組んできた試みで、黒岩祐治県知事は7月27日に動画をアップし、改めて利用を呼びかけた。

 自主療養の対象となるのは、2歳から39歳までの人、40歳から64歳までの重症化リスク因子がない人、妊娠をしていない人。抗原検査キットや無料検査で陽性が判明した場合、医療機関の診断を待たずに自主療養を開始することができる。

 この仕組みで発行される「自主療養届」で学校の欠席や会社の休業を届け出ることができ、自主療養専用の「療養証明書」は保険金請求時の根拠資料として一部の保険会社で活用できる。

 これまで医療用抗原検査キットの使用を対象としていたが、入手が困難なため、7月28日から当面の間、薬機法に基づく承認がされていない検査キットも対象とした。

 利用するにはスマートフォンやパソコンなどから神奈川県の「自主療養届出システム」にアクセスする。陽性結果を示す検査キットに氏名と検査日を記入した画像か、PCR検査機関などの結果通知の画像を送信する必要がある。そのほか、氏名や生年月日、住所がわかるものとして運転免許証や健康保険証などの画像も必要。

 県の発表によると、7月31日まで多い日で1日4220人(7月30日)の申請があり、取組を始めた1月からの累計は6万人に上る。県健康医療局によると、自主療養の申請者数は、県が発表する陽性患者数には含まれていないという。

 県では自主療養中に重い症状が出た場合や急を要する場合は、申請時に案内される「コロナ119」に電話をするように呼びかけている。

都筑区版のトップニュース最新6

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

4校協力し壁画完成

茅ケ崎中学校区

4校協力し壁画完成

1年半かけ地下道を明るく

3月14日

樹木のガイド本製作

自然保護の2団体

樹木のガイド本製作

区内3カ所で無料配布

3月7日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月7日

PTA解散 新体制へ

都田西小

PTA解散 新体制へ

「無理なく本質追った結果」

2月29日

特養待機者減へ新指針

横浜市

特養待機者減へ新指針

居住費などに独自助成

2月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

  • 1月4日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook