寄稿 平成30年度横浜市予算案について 横浜市会議員 斉藤しんじ
1月30日に平成30年度予算案が発表されました。これからの予算議会で、より充実した施策の実現を目指しますが、注目される事業や取り組みを紹介させていただきます。
子育て支援の充実
横浜市は平成25年4月、全国に先駆け保育所待機児童0人を達成しました。その後、厚生労働省による待機児童の定義が改正されたこともあり、昨年10月の待機児童数は、1877人となりました。そこで、平成30年度は、新たに2795人分の保育所を整備します。
小児医療費助成(通院助成)は、現在小学6年生までが対象となっていますが、来年4月から、中学3年生まで拡大する準備を進めます。
地域包括ケアシステムの構築、健康づくり
超高齢社会が本格化する2025年に向けて、病床の確保、在宅医療の充実を図ります。また、医療機関等が保有する診療・患者情報を、ICT(情報通信技術)を用いて連携・共有することで、医療サービス向上や、医療資源の効果的な活用も進めます。
健康維持・増進につながる「よこはまウォーキングポイント」では、より気軽に参加できるよう、スマホ歩数計アプリの運用も開始します。
防災・減災の取組推進
民地がけの防災・減災工事への助成等を行い、がけ地防災対策を進めます。また、救急隊を77隊に増隊するなど消防力の強化を図ります。
経済の活性化
横浜企業経営支援財団による企業訪問の機会を増やし、中小企業への総合的な支援を充実します。また、商店街のにぎわい創出と魅力アップを図る支援を進めます。
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