「WOMEN’S MEET UP!」プロジェクトを企画・運営するモヤ→キラ委員会代表 有好 まなみさん 高山在住 44歳
女性の笑顔へ、全力投球
○…女性を応援する市民団体の代表に抜てきされた。「女性が主体性をもって活動できるように」「暮らしやすく、働きやすく、生きやすい環境をつくるために」「みんなちがって、みんないい」の3本柱が理念。約15人のメンバーと月1回会議し、自分探しや働き方などをテーマにした催しを企画している。「自分の思い描いたことが、形になっていくのが楽しい。メンバーたちは、一人ひとりのアイデアを尊重してくれる」と穏やかな表情で語る。
○…山口県生まれ。小学校ではリレーの選手に選ばれ、中学に入ると生徒会に所属するなど、文武両道な少女だった。「何でも一生懸命に取り組んだ」と振り返る。スタイリストになる夢を抱き、18歳で上京。ファッションの専門学校で3年間学び、服の型紙を作るパタンナーの仕事に就いた。忙しい日々を送る中で「もう仕事はやり切った。もっと私はできる。でも何がしたいんだろう」と向上心の強さから退職。金融会社や花屋など、興味が赴くままにやりたいことをする好奇心旺盛な20代を過ごした。
○…29歳で結婚し、仕事を離れ専業主婦に。長男が幼保園の時、バザーの品物を作るため編み物を頼まれた。「ものづくりは楽しい」とハンドメイドサークルを立ち上げ、さまざまな親と交流。「母のモヤモヤする気持ちを吐き出す時間が大切だと感じた」。作業するより悩みを相談し合うことの方が多かったという。「人が成功し、変わっていく姿を見たい」という思いが団体活動の原動力。周囲の人への思いやりは人一倍だ。
○…現在は中2・小6・小2の子を持つ3児の母。また、ウェブ上のブログを書くライターや手作りの小物をネット販売するなど多くの顔を持つ。自身が生み出すものに対しては、徹底的にこだわり、常に全力。「子育てに悩む親は今後も絶えないと思う。一歩踏み出すきっかけ作りをし、たくさんの人に笑顔が広がっていけば」と目を輝かせた。
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