映像を見ながらストレッチする区職員
都筑区役所（中野創区長）２階の保険年金課窓口前で、毎週木曜午後０時50分に区職員が集まってストレッチを実施し、来庁者に健康促進を呼び掛けている。
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国民年金や健康保険の加入手続きなどを行う保険年金課。子連れの親や高齢者など、幅広い世代が窓口に訪れる様子を見ていた同課では以前から、「来庁者が案内を待つ間に、健康に関心を持ってもらえることはできないか」と検討していた。
昨年３月、同課は窓口前で「座ってできるストレッチ」の放映を考案。区内で馴染みのある男子プロバスケットボールチーム、横浜ビー・コルセアーズと、東京都市大学にＤＶＤの製作を依頼した。「地元の元気の源になれれば」と快く承諾した同チームの植田哲也球団代表は、オリジナルストレッチを企画・監修。東京都市大学の学生が撮影・編集に携わった。
ＤＶＤは同チームの細谷将司選手らが出演する「バスケットボールバージョン」と、チアリーダーズＢ―ＲＯＳＥの「海賊船バージョン」の２本立て。無理なく手や首などを動かすストレッチが、各２分半収録されている。
「家でも継続したい」
昨年11月から同課窓口前で放映を始めたが、半年経っても体を動かす人の姿はまばらだった。そうした現状を受け各課の職員が立ち上がり、今年６月から毎週１回集まってストレッチを実演。「１人でやるのは恥ずかしい」といった人でも、気軽に参加できるような雰囲気をつくっている。
ストレッチに参加した60代夫婦は「家でも継続していきたい」と笑顔。同課の廣澤宣幸課長は「区民の皆さまが健康について考えるきっかけになってほしい」と話す。
ＤＶＤは木曜以外にも、平日午前８時45分〜午後５時に定期的に放映。（問）同課【電話】９４８・２３３０
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