議会で提案しました(水道局編) 横浜市会議員 木原みきお
水道局の経営と漏水対策
水道料金体系のあるべき姿を議論する審議会が市役所で設置されました。そこでは水道局の事業全体が検証されることになりますが、水道局の経営を考える際、高い漏水率を改善しなければならないと私は考えています。
浄水場で作った水道水が漏水などにより各家庭や企業に届く前に失われてしまうと水道料金が発生せず、かかった費用は水道局の損害になります。
水道水を作る費用がどの程度水道料金で回収できているか見てみると、横浜市は約92%と大都市平均を下回っています。
漏水の割合が東京都並みに改善されれば、毎年1億円余り損失を縮減できると試算されています。
そこで、速やかな漏水防止対策を求めました。市内25のブロックごとに損失割合を算出し、損失が多い地域で集中的に漏水調査を実施したいと前向きな答弁を得ました。
工業用水の営業活動
東京都では赤字が続き、工業用水の廃止が決定しました。横浜市の工業用水は黒字ですが、長期的に契約水量が減少すると見込まれており、顧客数を増やす必要があります。上水道より安価で、水を多量消費する企業にとって工業用水は魅力的です。
そこで、企業誘致につながる工業用水の積極的な営業活動を求めました。
企業進出をコンサルティングする業界団体へ新たに営業していきたいと前向きな答弁を得ました。
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