市立東山田小学校(宇都宮桂校長)の個別支援学級「5組」児童9人は現在、区内を拠点に活動するプロバスケットボールチーム「横浜ビー・コルセアーズ」の魅力を学校内外で発信している。児童らは24日(土)、横浜国際プールで行われる試合前にチアダンスを披露する。
ビーコルはB1リーグ中地区所属のプロバスケチームで、同校学区内の横浜国際プールをメインアリーナに試合をしている。同校で個別支援学級を担当する教諭が、ビーコル好きの児童がいることから総合学習の一環で同チームを応援する「ビーコルプロジェクト」を立ち上げ、児童と取り組んでいるという。
目標は観客3000人
横浜を拠点に活躍するプロのサッカーチームや野球チームに比べ、観客動員に差があることに着目し、ホームゲームに3000人動員することを目標にプロジェクトをスタートさせた。
児童は教室廊下に面した壁に応援ポスターや等身大の選手写真などを掲示し、ビーコルやバスケの魅力を校内で発信。さらに、8月には港北みなもで開催されたイベント会場で、ビーコル所属選手に児童自らがプロジェクトで作った応援メッセージを手渡し、交流を深めた。
本番に向け14日、5組児童らは教室内で当日披露するチアダンスの振り付け練習を行った。また、19、20日には児童が作成したビーコル応援動画を各教室で映し、全クラスに向け24日のホームゲームへの来場を促した。
当日はダンスで元気を発信する事業「レッツゴー!ツヅキチアダン!プロジェクト」の一員として、横浜国際プールのバスケットコート内で選手やビーコルファンらに練習してきた踊りを総勢300人以上で披露する。
5組の男子児童は「練習してきたからばっちり決めたい」と話し、今までもビーコルの試合を観戦しているという女子児童は「チアは笑顔が大事なので、楽しんでお客様を笑顔にしたい」と意気込みを語る。
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