「第48回都筑区民軟式野球大会」の決勝戦が11月18日、都田公園運動広場で開催され、「川和球友会」(柳下俊明(しゅんみょう)監督)が18歳以上のAクラスで優勝に輝いた。
軟式野球を通して、区内を中心に活動するチーム同士の交流を深めることなどを目的に、毎年春と秋に行われるこの大会。今回、Aクラスには22チームが出場し、トーナメント形式で競い合った。
3世代にわたる歴史
川和球友会は50年以上前、日蓮宗 城根山 妙蓮寺(川和町)の前住職である柳下教学(きょうがく)氏が結成。現住職である柳下俊明氏が28年前、先代から監督を引き継ぎ、また今では副住職の柳下教明(きょうみょう)氏も選手として活躍しているという、3世代にもわたる歴史ある野球チームだ。
同チームは2回戦で、強豪「DNPテクノパック」と対戦。せめぎ合いが続き危ない場面もあったが、若手選手の活躍もあり3-2で勝利した。
その後は、順調に勝ち進み、迎えた決勝戦の相手は「Iruminaty(イルミナティ)」。初回に1点を先制され、焦る選手たちだったが3回、打席に立ったのは、桐蔭学園高校時代に軟式野球部員として、全国大会に出場した経験を持つ柳下教明選手。「絶対取り返す」という強い気持ちでバットを振ると、ボールは大きな弧を描き、2ベースヒットに。その後、ランナー2、3塁の場面で、振屋皓匡(ひろただ)選手が内野ゴロを放ち、もう1点を追加した。最終的に2-1で相手を下し、都筑区の頂点に立った。
また同チームは、今大会12チームで争った40歳以上のマスターズにも出場したが、こちらは惜しくも準優勝に終わった。
柳下監督は「みんなががんばって残した結果。喜びを感じる」と選手を称えた後、「来春はAクラス、マスターズのダブル優勝し、歓喜を味わいたい」と前を見据える。
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