市営地下鉄「センター南駅」前の横浜銀行港北ニュータウン南支店(富井千普支店長)の行内の壁に絵画や芸術作品を掲示する「ロビー展」が来月、節目の150回を迎える。富井支店長は「地域の人に喜んでもらえれば嬉しい」と笑顔を見せる。
同銀行でのロビー展はアマチュアからプロの作家まで、これまでに500人程出展しているという。作品ジャンルは絵画、書、写真、陶芸など多岐に渡る。2008年から作品掲出を開始し10年以上が経過。ロビー展の発案者であるセンター南商業地区振興会の金子進会長によると、文化芸術作品の展示が都筑区役所で行われていたが、同駅周辺ではなかった。そこで、同振興会会員の横浜銀行の協力を得る形で展示を開始した。
金子会長は「発表の場がなかなかないので、見てもらえる場があるのは作者にとっても嬉しい」と話し、富井支店長は「(展示を)楽しみにしてくれる人もいる。殺風景な店内より雰囲気が良くなるのでありがたい。地域のコミュニティとして今後も場所を提供していきたい」と語った。
月替わりで展示を変更。今月は1月に続き、第25回都筑区民文化祭で募集したポスター画20点を掲示している。「笑顔が輝く 未来の都筑」をテーマにした作品はそれぞれが個性的に仕上がっている。
3月には節目の150回を迎えるロビー展。都筑区在住の松村麻里子さんが、木の実やスパイス、アーティシャルフラワーを利用したリースや飾りを展示する予定。
長年活動を続けてきた金子会長は「23年度開館予定の文化センターができるまでは活動を続けたい」と話している。
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