神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2011年1月27日号 エリアトップへ

戸塚区の野球チーム「戸塚シニア」出身で、横浜ベイスターズに入団した 荒波 翔さん 東希望が丘出身 25歳

掲載号:2011年1月27日号

  • LINE
  • hatena

夢の舞台で親に恩返しを

 ○…野球の名門、横浜高校に入学し、甲子園に出場した時から目指してきたプロ野球選手。昨年、ドラフト会議で横浜ベイスターズに3位指名され、長年の夢をつかんだ。「プロになれて良かった」と安堵の息を漏らす。プロになれた背景には、応援してくれたファンや家族の力があるという。特に、高校入学時から長い間離れて暮らしている両親は、「いつも見守ってくれる一番のファン」だ。

 ○…大学卒業後はトヨタ自動車に入社、3年間社会人野球で活躍した。1年目は、打率3割7分を超える好成績を残すが、2年目は打率2割と不振。「プロを意識し過ぎた」と分析するが、一度挫折を味わったことで得たものもある。プロ入りが叶わず落ち込んでいた一昨年、メールや電話でいつもと同じ前向きな言葉を掛けてくれた両親だが、後に兄から「お前と同じくらい親も悔しがっていた」と聞き、その思いの大きさに気付いた。念願のプロ入りを果たし、「少しは両親を喜ばせてあげられたのかな」。

 ○…小学1年のころに兄の影響で始めた野球。今までやめなかったのは、自信を持って自慢できる特技が野球だけだったから。中学時代は、主将として硬式野球チーム「戸塚シニア」に在籍。高校から寮生活を始め、大学、社会人でも野球一色の生活を送るが、常に向上心を持って取り組めるのは、野球の楽しさと奥の深さを知っているから。「勝った時の嬉しさはもちろん。思い通りにいかないところが、まだまだ野球を続けたいと思う理由です」と語る。

 ○…呼ばれたいニックネームは、「ハマのスピードスター」。50mを5秒7で走る俊足が最大の武器だ。そして、その足を生かした守備範囲の広さが自慢。目下の目標は1軍昇格。夢見たプロ野球界の入り口に立ち、努力をする意味や、両親の思いなど多くのことを教えてくれた野球を通じて、「試合を観た人に元気や感動を与えていきたい」と熱い思いを抱いている。
 

旭区・瀬谷区版の人物風土記最新6

寺澤 慶さん

左近山団地の学生団体「サコラボ」の代表を4月から務める

寺澤 慶さん

旭区左近山在住 22歳

4月18日

村田 浩一さん

25周年を迎えるよこはま動物園ズーラシアの園長を務める

村田 浩一さん

旭区上白根町在勤 71歳

4月11日

朝木 秀樹さん

横浜隼人中学・高等学校の校長に4月1日付けで就任した

朝木 秀樹さん

阿久和南在勤 61歳

4月4日

真山(さのやま) 英二さん

一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた

真山(さのやま) 英二さん

二俣川在住 50歳

3月28日

乾 充さん

4月1日付で横浜市旭区民文化センター・サンハートの館長に就任する

乾 充さん

二俣川在住 60歳

3月21日

志澤 希久子さん

古着や古布をリサイクルするファイバーリサイクルネットワークの副代表を務める

志澤 希久子さん

今宿在住 85歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook