横浜スポーツ人受賞者に聞く(上) 全国大会、 2部門でV 希望高定時制陸上部 川越 宏鷹さん
昨年8月、国立競技場で行われた「第45回 全国高等学校定時制通信制陸上競技大会」に参加。100m、400mハードルと、県選抜メンバーとして4×100m、4×400mリレーの4種目に出場した。そのうち、400mハードルと4×400mで全国優勝を果たし、「新春横浜スポーツ人の集い」で優秀選手賞として表彰された。
出場は一昨年に続き2回目。入部当初から全国を目標にしていた。初出場した一昨年はハードルで3位という結果だった。「優勝を狙っていたので、すごく悔しかった」と振り返る。1年後に同じ舞台で雪辱を果たすことを誓い、練習を重ねてきた。
自分が思うようにハードルが跳べず、「もうやめたいと何度も思った」と話す。しかし「優勝という目標があったから、あきらめず続けてこれられた」という。
本番は「スタートの姿勢に入ったときは緊張がピークだったが、走り始めるとリラックスできた」と話す。一緒に出場した部員たちの声援も後押しとなり、58秒台の自己ベストで優勝を決めた。アンカーを務めた400mリレーは「予選を1位通過していたので、安心していた」というが、決勝のラスト200mで足がつってしまうハプニングも。それでも、「何とか走りきらなければ」と、必死にゴールを目指した。
今後の目標は「ハードルで2連覇すること」。刺激を受ける選手はたくさんいるが、最大のライバルは自分自身。タイムを少しでも縮め納得いくレースができるよう、努力を続けていく。
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