旭区版 掲載号:2011年2月17日号
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13年連続で全国大会に出展する横浜隼人高校美術部の顧問 藤野 秀樹さん 金沢区在住 43歳

放課後の先生は芸術家

 ○…横浜隼人高校の美術教諭になって今年で丸20年。8月に行われる美術の全国大会、第35回全国高等学校総合文化祭の美術工芸部門に、顧問を務める美術部の生徒3人が神奈川県代表として参加する。同部から13年連続の出展となった。今でこそ毎年全国大会に選ばれる生徒を輩出しているが、赴任してから数年は試行錯誤が続いた。「当時は大学を卒業したてだったので自分で制作することと人に教えることのギャップに戸惑った」と振り返る。「全国大会に出ることが目的じゃない。生徒が楽しめることを一番に考えます」と今では言葉に自信がみなぎる。

 ○…「生徒たちには『よく観察しなさい』と呼びかけてます」。キャンバスに筆で描いたり、粘土の感触を確かめながら制作したり、自分の手で作ったという経験を積ませる。「今の子どもたちは将来、パソコンで制作するようになる。でも画面上だけで作って満足しては良いものは作れない。心のこもった、頭を使った作品作りを」と穏やかに説く。

 ○…物心ついた時から「何かを作ったり、絵を描いたりしていた」というほどの創作の虫。創作好きをそのままに美術大学の彫刻科に進学した。作り終わった作品を見て出来に満足できず「何を作っているのだろう」と自分で疑問に思うことも。「でもそれが自分の納得できるものを作ろうという次への原動力になる」。学生時代は金属などを使用した、抽象的な彫刻が多かったが、「一般の人や生徒が見て理解できるもの、人の反応が返ってくるものを」と、5、6年前から犬やシカをモチーフにした彫刻を制作している。

 ○…「作品制作はライフワーク」。生徒の制作時間は自分も自身の作品に向かう。部活の時間は一人の芸術家として生徒と向き合い、「作品への姿勢などをみせていきたい」と背中で語る。「続けることが大事。自分から美術をとったら何も残りませんから」と貪欲に作品を創り続ける。
 

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