横浜スポーツ人受賞者に聞く(下) 世界、日本で金メダル 横浜市柔道協会 三橋 英夫さん(66)
昨年8月、カナダ・モントリオールで開催された「第12回世界マスターズ柔道大会」に出場。M8(65〜69歳)男子81kg級以下で金メダルを獲得した。さらに9月に行われた「第7回日本マスターズ柔道大会兼第1回アジアグランドマスターズオープン柔道大会」でも優勝。これらの功績により、スポーツ奨励賞・優秀選手として表彰された。
世界マスターズは4度目の挑戦。過去に2度準優勝を経験し、「今年は何としても優勝したかった」と振り返る。日々の道場での稽古に加え、ランニングや自宅で行うトレーニングなども欠かさず取り組んでいる。
現役7段の選手として活躍する一方、市柔道協会の一員として、大会運営や昇段審査会の審判を行うほか柔道教室の講師を務めるなど、さまざまな世代に柔道を教えている。
今後の夢は、母校である希望ヶ丘高校の柔道部を復活させること。OBらで結成した「神中・神高・希望ヶ丘高校柔道部旧交会」では会長を務め、柔道部再建を目指して活動を続ける。「柔道は礼法や忍耐力が身につく。若い世代に伝えていきたい」。現在は1年生2人が所属し、有志団体として活動中だ。「やっと芽が出てきた。これからつながっていくよう、大切に育てたい」。柔道の素晴らしさを、後輩に、子どもたちに広めていく。
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