むし歯減らす活動を 市学校保健会旭支部が大会
横浜市立学校に通う子どもたちの健康保持増進を目的に活動する、横浜市学校保健会旭支部(下畝直人支部長)。同支部の支部大会が2月17日に保土ヶ谷公会堂で開催され、「第1回旭歯(ハ)ッピィスクール賞」の表彰が行われた。
歯ッピィスクール賞は旭区歯科医師会(高本重行会長)が協賛。市内で3番目にむし歯が多い旭区内の小中学生の現状を受け、口の健康づくりとむし歯を減らすために始められたもの。対象は区内全市立小学校の4年生と、部活や学年単位で歯科衛生の向上に取り組んだ中学校。小学校は児童のむし歯の数ではなく、歯磨き後の検査で、どれだけ磨き残しが少ないかを基準に審査が行われた。
今回表彰されたのは、左近山小高小学校、笹野台小学校、本宿中学校の3校。各校の校長らに旭区歯科医師会から記念品の時計と、協賛企業から歯ブラシや歯磨き粉が贈られた。
旭区歯科医師会学校歯科担当理事の江口康久万さんは「家庭での磨き仕上げが終わる4年生ごろから、むし歯が多くなってくる。区内の子どもたちの歯科衛生向上のため、取り組みは続けたい」と話していた。
当日は小学校養護教諭部会による研究発表や、ひまわり歯科医院(新潟県)の鈴木公子院長による講演が行われ、参加した保護者や関係者たちは、子どもたちの健康保持や増進について考えた。
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