「郷土の歴史を知る会」の萩野則之さん(78)=下川井町在住=は永年の願いだった郷土史書「都岡村の今と昔」を、牧田修俊さん(71)=都岡町=と制作。2月、タウンニュース社から自費出版した。
同書では、1889年の市町村制施行で上川井、川井、下川井、今宿、上白根、下白根の6村合併で誕生した旧都岡村にスポットを当てている。神社や仏閣、史跡、庶民の暮らし、風習などが主な切り口だ。
「子どもたちに郷土の歴史を活字で残しておきたい」との思いで、3年前に情報収集を開始。70人に及ぶ地元住民への聞き取りと、新聞記事や文献等による事実関係の裏づけ作業を地道に重ねてきた。「疑問を突き詰め、一つずつ明らかにする過程にやりがいを感じた」と牧田さんは振り返る。
仕様はカラー、367ページ。「希望者には2000円でお譲りします」と牧田さん。数量限定。取り扱い店は都岡町「ふたつや文具店」(【電話】045・951・2101/休・日祝)。「都岡町」バス停、都岡町内会館裏。
(※注…療養中のため萩野さんの写真は昨年12月時点)
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