万騎中生 家づくりに触れる 藤松産業で職業体験
横浜市立万騎が原中学校の2年生352人が2月18日、市内の事業所を訪問し、職業体験を行った。これは同校が進めるキャリア教育の一つ。1年生では社会人から話を聞く職業講話を体験する。
この日、生徒たちは飲食店や保育園、図書館、スーパー、地下鉄、動物園など旭区内を中心とした68事業所をグループに分かれて訪問。区内の建設会社「藤松産業(株)」(佐藤真吾社長=さちが丘)には、男女5人が訪問した。
5人は社内で家づくりに必要な作業などを学んだ後、実際に建築現場へ。大工から直接指導を受けながら、のこぎりやハンマー、ドライバーなどを握った。
フローリングにくぎを斜めに打ち込む作業では、ほとんどの生徒が真剣な面持ちで苦戦。仕上げると「やったあ」と顔をほころばせていた。大工がドライバーで垂直にくぎを打つ姿を見ると「おお」と全員から歓声が上がっていた。
第1希望で同社を選んだ女子生徒の1人は「建築には触れたことがないので希望した。くぎを打ったことはあったけれど、難しかった」と話していた。
ある男子生徒は「飛行機の整備士になりたくて、建築なら寸法の勉強にも役立つと思って参加した。面白かった」と笑顔を見せていた。
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