市立都岡中学校(古川三千代校長)で2月28日、3年生100人と保護者を対象にした性教育講演会「性感染症予防について」が開催された。
これは生徒に、自分と他人の心や身体を大切にする力を身につけてもらい、性感染症が増加している現状を受け、正しい知識を覚えてもらおうというもの。
当日は、同校の2年生が職場体験で訪問した医療法人産育会堀病院(瀬谷区)の看護部長、加藤千晶さんが講演。性感染症の種類やHIV感染者が増加していること、感染経路や症状について説明した。
加藤さんは「感染予防のためには、あやふやな知識を持っていてはだめ。大切な人のために、正しい情報を覚えてほしい」と呼びかけた。また「自分の身を守るのは自分しかない。周りに踊らされることなくどうあるべきか自分で考え、しっかり生きていってほしい」と話していた。
生徒たちはパワーポイントで示された病気の感染方法や、「きちんと予防しないと知らない人からうつる可能性がある」という加藤さんの話を、真剣な表情で聞いていた。
|
<PR>
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|