春告げる 黄色の世界 追分市民の森、菜の花が見ごろ
追分市民の森(矢指町)の菜の花が見ごろを迎えている=写真・3月3日。
菜の花は森を管理する追分・矢指市民の森愛護会が昨年10月下旬に種まき。現在、約1万2000平方メートルの敷地に約20万本が植えられているという。同会によると「2月下旬から続いた雨の影響も少なく、元気に咲いている」と話す。
菜の花は3カ所に分かれて咲いており、早くも地域住民の目を楽しませているようだ。見ごろは3月下旬ごろまでだという。
生物豊かな里山づくりを
2009年に横浜市と愛護会の間で策定された追分・矢指市民の森の保全管理計画。計画では生き物に配慮した森づくりを進めることが定められたが、その成果が現れつつあるという。
市環境創造局によると、効果的な間伐により樹木が成長し、蝶やトンボなどの昆虫類、野鳥が以前より多く見られるという。愛護会では「伝統的な里山らしさを生かしたい」としている。
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