東日本大震災の被災地支援のため、旭区内の連合自治会では義援金寄付などの活動に取り組んでいる。
今宿地区町内会自治会連合会(長谷川謙治会長)は9自治会町内会が協力し、384万799円を集めた。5月10日に長谷川会長、鈴木則夫さん、佐藤樹美男さんが旭区役所を訪れ、濱陽太郎旭区長=写真右=に小切手を手渡した。
「震災発生直後、すぐに義援金の協力を呼びかけた」と長谷川会長。同地区は防災訓練にも力を入れており、毎年約800人が参加して行われている。長谷川会長は「地域では今回の震災を、自分に関わることとして捉えていると思う。明日はわが身と思い、被災地の支援に加えて災害対策に力を入れていきたい」と話していた。
集められた義援金は、日本赤十字社を通して寄付されるという。
若葉台約590万を募金
若葉台連合自治会(山岸弘樹会長)でも、被災地復興支援のため3月末から1カ月間かけて住民に義援金の協力を呼びかけた。
各自治会や団体で募金箱を設置したり、各戸に封筒を配布し決められた場所に持っていくなどさまざまな方法で募金が行われ、総額586万6000円が集められた。
5月2日には山岸会長を含め連合関係者4人が日本赤十字社神奈川県支部を訪問。義援金を渡した。
若葉台地区では義援金のほか、旭区から支援要請があった毛布も寄付。収集期間が1週間と短かったが約500枚が提供された。
山岸会長は「協力してくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」としている。
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