横浜市旭区歯科医師会(高本重行会長)による無料歯科相談が、6月2日に旭区役所1階で開催された。これは6月4日から10日の「歯の衛生週間」にちなんで、毎年行われるもの。
当日は歯科医師会会員による歯科検診や相談コーナーを設置。訪れた人々は子どもの矯正や歯の磨き方、入れ歯についてなど、自分が抱えるさまざまな口の悩みについて相談していた。希望者にはブラッシング指導=写真=が行われた。
高本会長は「虫歯がなくても、半年に1回の目安で歯医者に行くことを勧めたい。これからも歯周病予防教室やイベントを通して、区民に口腔ケアの重要さを伝えていけたら」と話していた。
旭区歯科医師会では現在、認知症患者の診療や、県立がんセンターと連携して入院患者への術前、術後の口腔ケアに力を入れて取り組んでいる。
がんセンターとの取り組みは昨年12月からスタート。高本会長は「始まったばかりだが、これから軌道に乗せていく。認知症患者へのケアも含め、できることがあれば積極的に支援していきたい」と話していた。
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