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旭区版 掲載号:2011年7月7日号 エリアトップへ

横浜旭ライオンズクラブの第43代会長 田川 尚吾さん 南本宿町在住 46歳

掲載号:2011年7月7日号

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伝統受け継ぎ「絆」深める

 ○…7月1日付けで会長に就任。今年度は「伝統を継承し礎に!交流を広げ発展を!」をテーマに掲げた。「旭は40年以上続くクラブ。年配者に敬意を持ち、これまでに築いてきた伝統をしっかり受け継いでいきたい」と意気込む。会員同士はもちろん、年配者や若手の交流もさらに深め、会員同士の「絆」を大切にしたクラブを目指す。

 ○…会員になるまで、「植樹や石碑で名前を見かけるぐらいで、ライオンズクラブが何をしているのか全く知らなかった」と話す。7年前近所に住む会員に誘われ、「社会勉強になる」と考え入会した。入会時は自分の建築設計事務所を立ち上げ、経営者として歩み始めたばかり。「自分はこれから建築一本でいくんだ」と強く思っていたが、経営者の先輩から「経営は2本3本の柱を持たないと」とアドバイスを受けた。「クラブは異業種の人と交流できて、人生の先輩からたくさん話が聞けるところ。アドバイスのおかげで、自分の考え方も変わった」と振り返る。

 ○…金沢高校を卒業し、大学は建築工学科へ進学。「本当は理学部に入りたかったんだけど」と笑う。設計事務所などを経て、2003年に「フォルタレーザ建築設計事務所」を立ち上げた。独立後1作目は、瀬谷区の「横浜さがみ幼稚園」だった。「コンペで提案したら10秒もかからず即決で。本当にいいのかなって」。これまでに南本宿自治会館や教会など、さまざまな建築を手がけている。「全てが一からだから、毎回新鮮な気持ちで仕事ができる。同じ建築は一つとしてない」

 ○…勉強がてら国内外に足を運び、多くの建築物を見て回っている。最もお気に入りなのは、イタリアにある「ブリオン家の墓」。「見た瞬間に涙が出た。建築って”詩”なんだと、強く感じた」。今は修行の身だが、いずれ「建築家」として道を極めたいと願う。もう一つ、密かに想うのは「自分の家を建てたい」。
 

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