旭美術協会(井口由多可会長)による「旭美展」が、10月26日から31日までサンハートで開催された。
旭美展は、絵を通して区民に文化に親しんでもらおうと始まったもの。一般公募作品と、旭美会会員の作品が展示されている。
今年は約160点の応募があり、36人が入賞。20回に合わせて、特別に「20周年記念賞」も設置された。受賞したのは岩崎八重子さん(73)の作品「早春の里」=写真。奈良県の風景を描いたものだ。受賞の知らせを聞いたとき、岩崎さんは「身に余る光栄で、びっくりした」と振り返る。今年5月から約5ヵ月かけて仕上げたという。
岩崎さんは8年前から作品を出品。原風景が好きで、8年間「わらぼっち(積みわら)」を描き続けている。「これからはのんびり楽しく絵を続けていきたい」と笑顔を見せた。
井口会長は「今年は日本画や水彩画が増え、内容も充実していた。年齢を感じさせない、力溢れる作品ばかりだった」と話していた。
記念賞以外の受賞者は以下の通り(敬称略)。▽旭美術協会賞/富塚泉▽旭区長賞/山崎歌子▽サンハート賞/宇塚雄輔▽奨励賞/相澤敏勝、荒川眞里子、北村時夫、日下部俊之、中村貞子、平原和子、森山清▽佳作賞/赤瀬川善夫、石野千恵子、今井唯夫、内海和夫、仮屋悟、黒澤紀子、阪従佳代子、佐藤美代子、鈴木由希、関塚充、中村晴明、深谷良夫、向山京子、村松翠、山田功績▽新人賞/奥脇光子、川崎嘉子、仙波壽代子、山口ことぶき、吉村繁子▽努力賞/有賀康治、河田啓子、京坂昭子▽会友賞/近藤壽夫、佐藤佳苗
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