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旭区版 掲載号:2011年11月3日号 エリアトップへ

保土ケ谷税務署の署長を務める 山下 孝一さん 都内在住 56歳

掲載号:2011年11月3日号

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財産守る責任を担って

 ○…保土ケ谷・瀬谷・旭の3区を管轄する保土ケ谷税務署。2年前から署長に就任し、納税の管理、税に関する講演などの仕事を行っている。

 ○…「税務署と聞くと、どうしても硬い印象を持たれがち。区民のみなさんがもっと気軽に立ち寄れる場所にしていきたい」と笑顔を見せる。相続税や医療費の還付申告など、生活に関わりの深い税金について、質問や相談に対応する窓口も広く開放。地域のイベントなどにも積極的に顔を出し、地元に密着した存在を目指している。税務署に配属された頃は、消費税の導入など、納税そのものをPRしなければならない時代だったが「最近では税を納めること自体は既に習慣づいている。今後は電子申告(e-Tax)の周知など、納税者にとって利用しやすい税務署にしていく必要がある」と語る。これまで同署内で行ってきた年末の確定申告を、今年からみなとみらいの会場に移して混雑を和らげるなど、納税者の環境改善にも積極的だ。

 ○…趣味はスポーツ。「週末はいつも野球をしてます。家にいないことが多すぎると妻に怒られました」と苦笑い。特にウォーキングが好きで、56キロの尾根を1日がかりで歩く『KOBE六甲全山縦走大会』には毎年参加しているのだとか。「完走の表彰状が10枚集まるまでは続けますよ」と意気込む。ウォーキングも仕事も、座右の銘である「今こそ出発点」の姿勢を大切にしている。

 ○…今年の『税を考える週間』は「税の役割と税務署の仕事」がテーマになっているが「警察や消防が生命を守る役割なら、税務署は財産を守る役割だと考えてもらえれば」と説明。税への理解を深めるため、学校での租税教育などにも力を入れていく。税に関わる職に就いて37年。「なくてはならない仕事だという想いが、やりがいになっていますね」。地域住民の財産を守るため、今後も初心を忘れず走り続ける。
 

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