市立都岡小学校4年生は昨秋から、総合的な学習の時間で「帷子川」をテーマに、橋や鳥など各分野に分かれ学習を進めている。
帷子川を目の前に望む立地にある同校。身近な川を知ることで地域に愛着を持ってもらおうと、児童らの意見をもとにテーマが決められた。
1月19日には、帷子川の保全活動を行うボランティア団体「帷子川はふるさとの川の会」(荒川祐次代表)の活動を見学。同会は2005年に発足し、現在は45人が所属。御殿橋から中堀川合流点周辺までの区間の清掃を、月3回行っている。
この日、集まったごみは70リットルのポリ袋が約10個分。子どもたちは、川に入り清掃を行う会員らの活動を目で追っていた。
見学後は会員10人がプロジェクターを使い、会の活動を説明。帷子川に捨てられた大量のごみの画像などに児童らは驚いた表情を見せた。その後は質疑応答の時間が設けられ、ごみを拾っている時の気持ちを問われた同会は「『たくさん拾った』という達成感と同時に、『なぜ捨てるんだ』という気持ちもある。どんなに疲れていても、川で遊ぶ人を見ると、やっててよかったと感じる」と話した。
児童らは、今後も帷子川の学習を継続していく。
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