県立旭高校サッカー部では夏休みを利用し、津波被害を受けた宮城県気仙沼市を訪問。公園の泥やがれきの除去作業、清掃活動に加え、地元の少年サッカークラブ・鹿折(ししおり)FCの子どもたちと交流した。
3年生と一部2年生の部員約30人が8月1日から3日、バスで現地に。「現地の様子は想像をはるかに超えていた」と主将の土屋圭悟君(17)=下写真・右。海岸沿いでは、波が押し寄せた跡がまだ残る街の風景に衝撃を受けたという。マネジャーの加藤栞奈さん(18)=同・左=は「家族を亡くされた方もいる中、現地の皆さんが明るかったのに驚いた。逆にこちらが元気をもらった」と振り返る。
地元のサッカー少年たちとはミニゲームなどで交流。活動後には、部員の寄せ書きをクラブに送り届けた。
9月の文化祭では同部ブースで写真入りの活動報告を展示したほか、動画も放映。土屋君は「『やるからには全力』という姿勢で、3年を中心に団結できた。2年はこれからチームを引っ張ってほしい」と後輩にエールを送った。
-【5】に続く
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