県立二俣川看護福祉高校では、地域の小学生に犯罪防止を呼びかけるためのポスターを制作。先月30日から学校の外周フェンスに掲示している。
これは旭警察署と同校が協力して行う、小学生の非行防止啓発活動の一つ。同校は昨年から、区内小学校などで「防犯教室」を開催。万引き防止を訴える劇を小学生の前で披露し、犯罪被害の防止を訴えている。
ポスターは風紀委員とボランティアの7人で、約3週間かけて制作。旭警察署から提供されたイラストをコピー機で拡大し、1枚ずつ色をつけた。ポスターはクイズ形式になっており、「お金を払わず店から品物を持ち帰った」「友達の筆箱から、鉛筆をだまってもらった」など具体的な事例と、どんな罪になってしまうかが紹介されている。
染谷琴音さん、会津友華さん、小林史弥君(2年)は、「犯罪について子どもたちに理解してもらい、少しでも防止になれば嬉しい。地域の方からも反応があった」と笑顔を見せる。
ポスターは今後も増やす予定。3人は「地域の小学生と一緒にポスターの制作ができれば」と話している。
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