神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2012年3月8日号 エリアトップへ

東日本大震災から1年― 「3・11」以降、旭区の動き

掲載号:2012年3月8日号

  • LINE
  • hatena

 2011年3月11日。東日本を襲った未曽有の大災害は死者1万5854人、行方不明者3276人(警察庁発表3月2日現在、関連余震被害含む)と、甚大な被害をもたらしている。

 旭区は震災後、市営ひかりが丘団地や左近山団地・UR都市機構賃貸住宅、雇用促進住宅などで避難者を受け入れている。震災から間もなく1年、区内でどのような支援が行われているのかをまとめた。



 横浜市によると、ひかりが丘団地で生活する避難者は、78世帯171人(3月1日現在)。昨年3月29日からの受け入れ累計数は、113世帯275人となっている。

 ひかりが丘団地では避難住民を受け入れるため、「横浜市ひかりが丘地域ケアプラザ支えあい連絡会」(鈴木載代会長)を中心に、布団や食器、暖房器具など生活用品の提供を呼びかけ。集められた物資はボランティアによって仕分けされ、入居者の家族構成などに合わせて配布された。

 さらに被災者同士の交流場を提供しようと、週2回「ふるさとクラブ」が行われている。昨年5月からスタートしたこの活動では、福島県の地元新聞が配布されるほか、互いの悩み相談や情報交換の場として機能している。



 旭区では区役所の広報相談係で窓口を開設。医療機関の受診方法や児童・生徒の就学手続き、保育園の入所や幼稚園の入園手続きなどさまざまな相談に対応している。また避難者には住居近くの地域ケアプラザを紹介し、相談に対応しているという。

 区の担当者によると生活についての相談のほか、横浜での就労希望者に無料で職業を紹介する事業「ジョブマッチングよこはま」や、ハローワークの案内などの相談があるというが、最近は相談件数も週1回ほどに落ち着いてきているという。

 市や県の住宅に入居した避難者のほか、親戚を頼って避難してきたケースや、民間のアパート等に入居した人もいるというが、本人からの申請がない限り、把握できないのが現状だ。

 復興への道のりは長い。自分たちに何ができるか、改めて考える必要があるだろう。
 

全国展開だから安心査定

ただいま査定額40%アップ実施中です。

https://www.otakaraya-shop.jp/akuwa/

<PR>

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

ズーラシア動物園で公演

ズーラシアンブラス

ズーラシア動物園で公演

5月19日に

4月25日

季節の花がお出迎え

二ツ橋の水辺

季節の花がお出迎え

4月25日

足を延ばしてほっと一息

足を延ばしてほっと一息

自然豊かな2公園

4月25日

華やぐ春を満喫

里山ガーデンフェスタ

華やぐ春を満喫

5月6日まで

4月25日

春の木漏れ日、浴びよう

春の木漏れ日、浴びよう

中原街道沿いに市民の森

4月25日

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月24日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 7月20日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook