横浜旭ライオンズ 薬物乱用「ダメ、絶対」 善部小で出前授業
横浜旭ライオンズクラブ(田川尚吾会長)による出前授業「薬物乱用防止教室」が3月8日、市立善部小学校で開かれた。
薬物乱用の恐ろしさを子どもたちに知ってもらおうと、同クラブが2010年から続けている取り組み。今年は1月の万騎が原小に続き、2回目の開催だ。
当日は会員8人が参加。田川会長と田近淳さんが講師として、6年生79人を対象に授業を行った。児童は「薬物によって破壊された脳は元に戻らない」「(乱用すると)一度きりでは済まなくなり、自分の意思で止めるのは難しくなる」など、薬物乱用によって起こる脳や身体への影響、依存性の高さなどをDVDで具体的に学習した。その後パンフレットを使用し、薬物乱用による社会的影響や、依存の恐さなどが説明された。
薬物の種類をはじめ、近年問題になっている合法ハーブや脱法ドラッグなども紹介され、児童らは真剣な表情で聞き入っていた。
田川会長は「みんなと一緒なら大丈夫、という考えは危険。自分自身できちんと判断できるようになってほしい」と児童たちに訴えた。田近さんも「一回だけなら、というのは命取り。薬物を断る勇気と強い意思が大切」と話していた。
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