学生はまちの「デザイナー」 横浜システム工学院
2010年から「商・学」で連携し、希望が丘商店会の新しい魅力発信を後押しする横浜システム工学院専門学校(杉山勝巳学院長)。同校のアニメ・デザイン科の生徒たちは、これまでに商店会会員店舗の販促ポスターをはじめ、街灯バナーやメニュー表、店舗利用者に配布するショップカードなどをデザインしている。
現在、商店会に設置されている街灯バナーをデザインした大橋征央さん(2年)は「希望が丘」という名前から、「来た人に希望を送りたい」というコンセプトを発案。バナーには、「希望」に見立てた星をシャボン玉のように飛ばすイラストを取り入れた。大橋さんは「まちの雰囲気を変えるバナーに、自分の作品が使われて嬉しい。商店会を訪れる人の目に留まってくれれば」と白い歯を見せる。
店舗カード制作などに携わる田辺龍太さん(2年)は、「手に取るのはお客さんなので、どうすれば店舗情報がわかりやすいかなどを常に考えている。大変なこともあるけど、達成感は大きい」と話している。今後はそれぞれ「店舗のポスターを作りたい」「店の看板になるようなロゴを作りたい」と意欲的だ。商店会の「デザイナー」として、学生たちの挑戦は続く。
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